UltiMaker Factor 4

試作から最終製品までものづくりの課題を解決する
FFF方式高精度3Dプリンタ

UltiMaker の最新 産業用途向け 3Dプリンター「Factor 4」は、プロセス制御が求められるツール部品や機構部品、小ロット生産まで見据えた高信頼性と再現性を提供するマシンです。

本機は、デュアル押出・直結駆動の印刷ヘッド、温度制御された造形空間、そして印刷後の品質レポート機能などを備え、仕様・性能面でのばらつきを最小限に抑えた設計となっています。

主な特長・強み

特長 内容
高温印刷対応 新設計の HT プリントコアにより最大 340 ℃ までの印刷温度に対応 
制御された造形空間 造形空間を 最大 70 ℃ まで能動的に制御、加えて加熱ベッドは 最大 120 ℃ に対応
安定した印刷結果 ±0.2 mm または ±0.2 % の寸法公差で、95% 超の印刷成功率を達成するように設計
デュアル押出・直結方式 双方向材料印刷(ダブルマテリアル印刷)に対応し、柔軟素材やサポート材の活用が可能 
モジュール設計 & 保守性 モジュール構造でパーツ交換が容易。ダウンタイムを最小化できる設計 
高機能付加機能 印刷後の構造インテグリティ検証レポート、HEPA フィルター、複数スプール(最大 6 巻)対応、湿度管理機能など

主要仕様(技術パラメータ)

項目 仕様
造形サイズ 330 × 240 × 300 mm
ノズル温度 最大 340 ℃(HT コア使用時)
ベッド温度 最大 120 ℃
造形空間温度制御 最大 70 ℃
フィラメント径 2.85 mm
ノズル径 0.25 / 0.4 / 0.6 / 0.8 mm(交換可能)
XYZ 分解能 6.25 / 7.8 / 2.5 µm
本体寸法 695 × 605 × 1,287 mm
重量 約 120 kg
通信・接続 Wi-Fi(2.4 / 5 GHz), ギガビット LAN, USB
空調・フィルター HEPA H13 フィルター搭載
材料管理 6 巻対応のスプール保管、湿度管理(RH < 15 %)
寸法精度 ±0.2 mm または ±0.2 % 以内

用途と活用シーン

  • エンドユース部品(最終製品部品)への応用

  • 機構部品、ジグ・フィクスチャ、工具・治具の製造

  • 小ロット量産・補修部品の出力

  • 高温・高耐性素材(Nylon, PET-CF, PPS-CF など)を必要とする部品

 

UltiMaker Factor 4 の詳細な仕様はカタログをご覧ください。

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